2016年2月10日

出産後の親子同室と親子別室


昨日は地元の里帰り出産をする予定の産院で妊婦健診を受けてきました。
赤ちゃんは順調に大きくなっていて安心。でも私はまだお腹が張ることが多いし、子宮口が柔らかめだということで、自宅で安静にしているように言われてしまいました。

前回の妊娠時は今よりも忙しくしていたわけですが、今考えるとトラブルがものすごく少なかった。やっぱり年を取ると妊娠中のマイナートラブルも増えるんですかね。


* * * * *


今回の虫垂炎騒動ですが、私は実家の市の、市民病院に入院していました。手術を受けたので担当は外科やけど、妊婦ということで、入院病棟は産科。当初は3日で退院する予定やったので個室までいらんかなと思って、4人の相部屋に入院してました。

産科となると、お産をされた方も沢山入院したはるわけですよ。

帝王切開で出産した人、自然分娩やった人、色んなママさんがいはる訳ですが、なーんか私が出産した時とみなさん雰囲気が違うんです。なんか…まったりとした空気が漂う病室。

そして気がついたのが、この病院は出産後「母子別室!」ということ。

日中は2時間おき位に赤ちゃんの授乳に行ってはるみたいやったけど、基本的にみなさん自室でブラブラしていて、時間が来ると、パパさんと一緒に「ほなそろそろ行こうか」って感じで。でも面会できる時間も人数も限られているから、「なかなか会えないね」的な会話もちらりほらり。

そして何よりも驚いたのが、ママさんたちの夜の過ごし方。夜間は授乳がない様で、みんなパソコンやポータブルDVDプレーヤーを持っていて、お夕食が終わるとベッドでまったりと過ごしてはる。なんやこの出産後とは思えない優雅な時間!!!!

私の産院は全室個室、出産2日目から母子同室で、3日目からは夜間も同室でした。同室になってからは、小猿に授乳したりオムツ変えたり必死に寝かそうとしたり、もう朝には疲労困憊やったなーって思い返して、その差にめっちゃ驚いた。

でも、それはそれで大変やったけど、赤ちゃんとずっと一緒にいれてよかった。そして、旦那くんも私の家族も思う存分小猿を抱っこできたし。

一長一短やとは思うんです。この病院のように親子別室やと、ほんまの大変さって家に帰るまでわからへん。家には助産師さんも看護師さんもいない。そんな中で初めて大変さを知るのか、それとも産後の体にはきついけど、見守り体制がある中で大変さを実感するか(体調がよくない時や、ゆっくり休みたい時はベビールームで預かってくれるので)。いずれはしんどい事を知るわけやから、入院期間中くらいはゆっくりするのもアリなんかなって思ったり。


私の産院では、朝食の時間にはもうみんなママさんたちヘロヘロで、「昨日も寝えへんかったわー!」「顔洗う時間もなかった…」という会話で盛り上がったけど、ここはほぼ会話なし。話すことそんなにないもんね。朝ごはん食べ終わったらみなさんまた自分のベッドでDVD観てるぽかったし。

私は親子同室しか経験していないので、両方を知っているわけではないけど、やっぱり…同室がいいかな…。

初めての授乳、旦那くんの初めてのミルク作り、オムツ替え、家族や友人の初めての抱っこ、自分たちだけの空間で共有できてよかったかなと思う。2人目は、小猿にも早く会わせてあげたいから、やっぱり、同室がいいな。

でも調べてみたら、日本では親子別室の方が多いみたいですね、驚いた。


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2016年2月8日

妊娠6ヶ月で虫垂炎になり緊急手術を受けたお話②


前回の続きです。



手術翌朝、目が覚めてから、一般病棟へ移動。その日は看護師さんに「立たなあかん!」と促され、痛む傷口を押さえながら何度も立とうとするもできず。

この日の夜が地獄でした。

傷口がものすごく痛むのに、妊婦なので強い痛み止めのお薬が飲めず、痛みからなのか混乱からなのか、何度も吐く。何度も何度も胃液を吐いていると、傷口も痛むし、喉が燃えるように熱くなり、それがまた痛い。

痛み止めは経口のものしかなく、でも吐いているのにそんなん飲めるはずもなく、看護師さんに背中をさすってもらいながら、睡眠薬を点滴してもらって、やっと数時間の眠りにつく。

翌日も吐き気が収まらず、血液検査の結果では炎症反応が高く、お腹の中に残っている菌が悪さをしているのかもしれない、軽い腹膜炎の様な状態かもしれない、と。

この日お見舞いに来た旦那くんは、喋ることもできない、ただ小猿のほっぺを触ることしかできないというあまりにも悲壮な私の姿を見て、帰りの車で泣いていたそうな。

結局この吐き気は数日間続き、座るとゲロー、水飲むとゲロー、つわりでもあんなに胃液を吐いたことないわって程に吐いた。


通常虫垂炎の手術は、はやいと2泊3日程度の入院で、手術翌日には普通食が食べられるようになるらしいけど、私は結局6泊7日の入院で、入院中に普通食は食べられず。入院5日目にやっとお豆腐を口にし、退院の日の朝にバナナを半分食べられた程度でした。

それでも、「もともとめっちゃ食が細いんです…」「上の子のお世話が大変で母が悲鳴をあげているので…」無理を言って退院させてもらった。

だってね、毎日病院のベッドに寝てるだけやと元気になる気がせんくて。それやったら家帰って、好きなことして好きなもん食べてた方がよっぽどお腹も空くし元気になるわ。

お腹の赤ちゃんはこの間めちゃくちゃ元気で、いつものようにぽこぽこ動きまくってました。これだけが救いやった。

お母ちゃん4日間ほど何にも口にしてなかったけど、それでも問題なく成長できるって、赤ちゃんってすごいなあって思う。

でもこの腹痛事件で、体重が4kg程減ってしまいました。妊娠6ヶ月にして、大人になってから一番痩せてしまったという悲しい事実。鏡に映る自分の姿を見て驚いた。ガリガリやのにお腹だけポコリーンって出てて、何かのキャラクターみたい。まあ、でも焦らず、少しずつ食生活を戻していきたいです。

退院の日に出た病理検査の結果は、やはり壊疽性虫垂炎ということで、虫垂がとろとろに溶けてしまう程の状態で、膿が沢山溜まっていたみたいです。いくら妊婦で虫垂の位置がずれて痛みが分かりにくくなっていたとしても、少し痛みを我慢し過ぎたね、次からはどっか痛いなと思ったら、もうちょっとはように病院おいでや、と主治医の先生に釘を刺されました。


妊婦さん!妊婦さんでなくても、いつもと違う痛みがあれば、お医者さんにかかって下さい!単純な虫垂炎でも、私みたいに我慢しすぎると腹膜炎になって大変なことになります!


今回は、夜間の緊急手術やったということ、そして妊婦やったので色々と管理費がかかったということで、通常の虫垂炎の医療費よりもかなーり高い請求がやってきました…。


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2016年2月5日

妊娠6ヶ月で虫垂炎になり緊急手術を受けたお話①



まさかのまさか、でした。
まさか、妊娠6か月で虫垂炎になるなんて。
まさか、妊娠6か月で開腹手術を受けるなんて。



引越し予定日の3日前の夜から急激にお腹が痛くなり、翌日内科へ。すると可能性としては

①胃腸風邪
②子宮が大きくなって胃腸が上に圧迫され胃腸の動きが悪くなっている
③虫垂炎(右わき腹に響くような痛みがあったので)

が考えられると言われ、吐き気止めと整腸剤のお薬を処方される。

引越し当日はもう悲惨な状態で、引越し屋さんが黙々と荷造りをしはる間、リビングの床に横たわる妊婦の状態(ソファは先に搬出されてしまったので)。

なんとか母に支えてもらって大阪へ移動し(旦那くんは直接新居へ)、翌日地元の産婦人科にかかると、子宮は綺麗やし、赤ちゃんには問題が無いと言われ、張り止めを処方される。

その後2日間、お腹の痛みは波があるけど治らず、特に夜はおへその周りや右の脇腹がキュイーンと痛くなり数時間毎に目が覚める。そして痛いので左側を下にして寝られへん!

最初に虫垂炎の可能性があると言われてから、妊婦の虫垂炎についてインターネットで色々と調べて読んだりしてたけど、「まさか、今このタイミングで自分がね」という感覚で。

引越し3日後に、でもやっぱり痛いわ!もう無理!と思って、小猿を寝かしつけてから母親に託し、夜の8時にタクシーで地元の救急に行ったら、「もうこの時間なんでちゃんとした検査はできませんよ〜」と若い先生に軽くあしらわれる。

でもエコーをしたら、常勤の先生が出てきて、今度は胃腸内科の先生が登場、オンコールの外科の先生が家から呼び出され、産婦人科の先生も麻酔科の先生も登場。それぞれの先生がエコーをしては、あーだこーだと言っている。

そして夜も12時を回ったころに言い渡されたのは「急性虫垂炎」の診断やった。

妊婦は子宮が大きくなって胃腸を上に圧迫するから、本来虫垂がある位置から大きくずれた位置に虫垂があって、エコーでも見つけるのが難しいらしい。

私の場合も大きく上に動いていて、しかも背中の方に回り込んでいる上に、子宮が邪魔でなかなかエコーで虫垂が見当たらず。妊婦の虫垂炎は、無いことではないけど、みんなエコーを不思議そうに何度も何度も見てはった。

虫垂の状態から、もう既にお薬でちらすことはできず、そもそも妊婦なので今後のリスクを考えると、緊急手術が必要と言われる。

(お薬でちらした場合、後にお腹が大きくなった時に虫垂が圧迫刺激されて炎症が悪化したり、虫垂炎自体が悪化して腹膜炎になってしまった場合、胎児にもかなり危険なリスクが出てくるらしい)

そして、最近は虫垂炎の手術に腹腔鏡手術をすることも少なくないらしいけど、妊婦なのでできるだけ素早く手術を終わらせるために、開腹手術をします、と。

あれよあれよという間にレントゲンを撮られ、血を抜かれ、太い点滴を打たれ、同意書にサインをして、夜の1時に手術室に案内される。

今までやったら、手術って怖いなって思ったやろうけど、不思議と怖さは全く感じへんかった。きっと出産を経験してるからかな。

今よう考えたら怖いけど…。妊娠6ヶ月で開腹手術て。エコーでは虫垂のすぐ横に子宮があったから、お腹開いてる間は子宮も見えてたんかな。

手術室で、

私: わ〜ドラマみたいー!
看護師さん:そやろ?でも江口洋介みたいな先生はおらへんよ
私:あ、でもメガネしてへんからみんなかっこよく見えるかも
看護師さん:あ、ほな私は松嶋菜々子に見える?
私:見える見える〜

なんてアホな会話をしながら。

今回は全身麻酔の手術やったけど、赤ちゃんには影響が少ないらしい。勿論私が眠っている間は、胎盤でつながっている赤ちゃんも眠ってしまうらしいけど、最近の麻酔は代謝がよくて直ぐに体から抜けるから、害が少ないんやって。それに産科の先生も立ち会って赤ちゃんの経過を観察してくれていた。

手術室に入って、麻酔のマスクをして5回も息を吸うと意識が無くなって、手術室から出てICUに移動する最中でパッチリ混乱することなく目が覚めた。手術時間は1時間強

その後は朝まで寝たり起きたりを繰り返してたけど(ICUやったので色んなところから色んな電子音が聞こえてきてうるさかった…)、赤ちゃんもお腹でポコポコ蹴りまくってた。

それにしても、夜の8時にフラフラ〜っとタクシーで救急にやって来た妊婦が、ここまで迅速かつ的確な医療を受けられるって、日本の医療システムはやっぱりすごいなって思った。

続く。

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