2014年8月25日

超安産、出産記録




私の出産話は「食べ物の恨み」と深く関連している。

小猿が生まれたその日、私は豪華蟹しゃぶを食べに行く予定やった。

前の検診で、「赤ちゃん全く降りてきてないし、子宮口も開いてないし、予定日か少し遅れるくらいかな」と主治医の先生に言われた。なので、予定日8日前のその日であれば大丈夫でしょう!ってことで豪華蟹しゃぶ予約を入れたのに。

妊娠してから食欲がめっきり落ち、なかなか体重が増えなかった。食べたいものがなくて食事が辛かった長い長い妊婦生活。そんな中、食べたい!と思えたのが蟹しゃぶやったのに。

「蟹しゃぶ食べて体力つけるから、その後やったらいつでてきてくれてもええで」って小猿に毎日言ってたのに。

やのにやのに…小猿は蟹しゃぶを食べに行くはずやった日のお昼に出てきた


私の蟹しゃぶ〜〜〜〜!!!!!!



* * * * *



(時間はおおよそ)

5:30

お腹が不快で起床。トイレに行ってちょっとスッキリして再度入眠。今考えたらこの時にもう陣痛が始まってたんかも。

7:30

お腹が不快で再度起床。またまたトイレに駆け込んだが、痛みが止まらない。

でも、
1.今日は蟹しゃぶ
2.予定日まで生まれない

と思っていたので、これは前駆陣痛やと信じ込み、軽く体操をしながら痛みが過ぎるのを待っていた。「も〜いややわあ〜こんな日に限って」とか言って笑いながら。

でも痛みは収まらず、逆にどんどん痛くなって来る。この時陣痛間隔10分くらい。

前駆陣痛と本当の陣痛の差について旦那くんに調べてもらったら、「本当の陣痛はお腹だけじゃなくて骨盤から背中、全体的にきしむように痛くなる」と。

全体的にきしむように痛いやん〜(˘̩̩̩ε˘̩̩̩)

それから数時間は「蟹しゃぶ〜」と歯を食いしばり家で耐えた。でも母親に「それは陣痛やって、はよ病院電話しいな」とアッサリ言われ、蟹しゃぶが一瞬遠のく。

10:15

陣痛間隔5分。こりゃあかんとなり泣く泣く病院に電話。

10:45

病院到着。この時点で「7割開いてますよ。夕方にはママになるよ」と先生に言われた。ちょっと待って先生!予定日過ぎという話はどうなったんっすかー!私の蟹しゃぶどないしてくれるんっすかー!

11:00

LDRに移動。ひーひーふーふー。「蟹しゃぶ行きたいー」言っていたら、主治医の先生が「ああ、あそこの蟹しゃぶに行くの?めっちゃ美味しいよ、私もよく行くよ。蟹が新鮮でねー…」と、うちの母親とわいわい盛り上がっている。先生!ちょっと痛いんすけど!

そして

12:00

小猿誕生。オメデトー!




ほんまにあっという間やった。痛みを感じ始めてから5時間弱。病院に着いてから1時間ちょっとの超スピード出産。あまりにも速く進んだから、立ち会うかどうか最後まで迷っていた旦那くんも結局立ち会った。後産の痛みも皆無。スキップして個室に移動したわ。

出産後は、出産ハイになって、「よし!産み落としたし、これで蟹しゃぶ行けるんちゃうん?」って本気で思っていた。

でも、その後血圧が下がり、トイレに立ち上がろうとした瞬間にぶっ倒れて痙攣を2度起こし、それでやっと諦めがついた。一人でトイレにも行かれへんのに蟹しゃぶは無理やなって。

蟹しゃぶ…。蟹しゃぶ…。蟹しゃぶ…。



* * * * *



蟹を見るたびに思い出すであろう小猿の出産。

今となれば、蟹しゃぶのことを必死に考えて痛みから気をそらしていたのでは?と肯定的に考えられるが、あの日は本当に悔しかった。

でも何よりも、安産で生まれて来てくれてありがとう♥︎

なぜこんなに安産やったかは、正直わからへん。

そもそもかなりテンションの低い妊婦やった私。出産について調べたりせず、全くイメージを持っていなかった。医学が進歩した今日、先生やら助産師さんやら、みんながどないかして出してくれるやろうと他力本願やった。 なので出産に対してあまり怖さが無かったのが良かったんかも。

妊婦生活最後の1ヶ月は、実家に戻り、毎日お昼寝ばかりのぐうたら生活で、運動もろくにせず腐っていた。お腹が張るなどの予兆も全くなかった。

ひそかに、小猿も蟹しゃぶが食べたくて急いで出てきたのでは?と思っている。





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